医療技術の進歩に期待

医療技術の進歩に期待

膵臓がんを発見できる医療技術の進歩に期待

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医療技術が進んでも、なかなか発見できない病気、発見された時点で完治が難しい病気というものがあります。膵臓がんもそのひとつです。膵臓は胃の下、ちょうどみぞおちあたりにある小さな臓器で、がんの進行が早い上に初期症状がほとんどなく、見つかりにくい場所にあるため、早期発見が難しいがんのひとつです。膵臓がんに限らず、がんは早期発見が何よりも大事ですが、膵臓がんは症状が出てから発見されることが多く、発見された時には手遅れ、というケースが多いのが現実です。私も祖母を膵臓がんで亡くしておりますが、発見から亡くなるまで本当にあっという間でした。遺伝性があることが知られていますので私も気が気ではありません。喫煙はがんを発症しやすいと言われていますが、膵臓がんは特に顕著で、喫煙者の発症は非常に多くなっています。祖母もヘビースモーカーでした。もうひとつ膵臓がんの治療がしにくい原因は、進行が早く転移しやすい点です。こうなるともはや切除は難しく、緩和ケア、延命治療が中心になってきてしまいます。

しかし私は思うのですが、延命治療も立派ながん治療です。放っておくと余命三ヶ月の人が、延命治療によって三年生きられたなら、立派にがんと闘ったと言えると思うからです。もちろん治療そのものが苦痛で、ベッドに縛り付けられた状態であれば、意味がないと思うこともあります。しかし少なくとも私の祖母の場合、一旦は回復して退院までしました。発見された時には既に胃や腸にも転移し、手の施しようのない状態でしたが、余命三ヶ月と言われてから1年間生き延びました。最後の三週間は退院し、家族で過ごすこともできました。悲しいことに、今のところ膵臓がんは絶望的ながんですが、いつか治るがんになることを切実に願っています。そのためには隠れた臓器の小さながんでも発見できる医療技術の進歩が不可欠です。たとえ医療技術が進歩しても、健康診断を受けなければ発見できません。医療技術の進歩に期待すると共に、年に一度の人間ドッグを誰もが受けるようになれば、がんで亡くなる人は減るのではないかと思います。

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